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Channel: 樋口裕一の筆不精作家のブログ
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京都に行って久しぶりにうまいものを食べた

 2022年4月18日、私が塾長を務める白藍塾の仕事で京都・宇治を訪れた。東京は雨だったが、関西は晴れ間も見えて心地よかった。まさに春の一日。このところ、ずっと自宅にこもらざるを得ない日々が続ているが、久しぶりの遠出だった。...

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映画「単騎、千里を走る。」「SAYURI」「レッドクリフ」

 中国からみの映画を引き続き、数本みたので感想を記す。 「単騎、千里を走る。」 チャン・イーモウ監督 2005年  イーモウ監督、高倉健主演の日中合作映画。かなり前にテレビで一度みた記憶があるが、今回、みなおした。とてもいい映画だと思った。...

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辻井玲のブラームスのソナタ第1番 若々しい抒情がほとばしった

 2022年4月23日、トッパンホールで辻本玲チェロ・リサイタルを聴いた。ピアノ伴奏は入江一雄。  曲目は、前半にバッハの無伴奏チェロ組曲第4番とブラームスのチェロ・ソナタ第1番。後半はアメリカ音楽。ガーシュインの「3つのプレリュード」、ジョージ・クラムの無伴奏チェロ・ソナタ、サミュエル・バーバーのチェロ・ソナタ。...

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METライブビューイング「ナクソス島のアリアドネ」

  METライブビューイング「ナクソス島のアリアドネ」をみた。指揮はマレク・ヤノフスキ。...

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オペラ映像「イェヌーファ」「炎の天使」「魔弾の射手」

 2022年ゴールデンウィーク。久しぶりにコロナの制限のないGWだが、私としては外に浮かれていられる状況ではない。ウクライナ情勢に怯え、コロナの状況を憂い、知床半島の観光船事故の社長に憤激を覚えつつ、自宅で軽い仕事をしたり、映画をみたりして過ごしている。  オペラ映像を数本みたので感想を記す。   ヤナーチェク 「イェヌーファ」2021年2月 ベルリン国立歌劇場...

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映画「メイド・イン・バングラデシュ」 まっすぐな映画!

 岩波ホールで、バングラデシュの女性の奮闘を描く映画「メイド・イン・バングラデシュ」をみた。監督はルバイヤット・ホセイン。  繊維縫製工場で働く若い女性シンは、あまりに悲惨で不当な労働状況に疑問を抱き、様々な妨害や無理解をはねのけて労働組合を作る。それだけの話。...

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映画「花咲くころ」「ノマドランド」「友だちのうちはどこ?」「異端の鳥」

 DVDを購入して映画を4本みた。いずれもとても良い映画だった。感想を記す。   「花咲くころ」 2013年 ナナ・エフクティミシュヴィリ、ジモン・グロス監督  ジョージア映画。1992年、ソ連崩壊後の内戦時代を舞台にして、14歳の少女エカとその親友ナティアの暮らしを描く。かなり衝撃的な秀作だと思う。...

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ヤノフスキ&N響 「運命」 感動で身体が震えた

 2022年5月8日、オーチャードホールでNHK交響楽団オーチャード定期を聴いた。指揮はマレク・ヤノフスキ。曲目は、すべてベートーヴェン。前半に「エグモント」序曲と交響曲 第1番 、後半に第5番 「運命」。...

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Youtube出演のこと、そしてオペラ映像「パルジファル」「シベリア」

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バーエワ&ヤノフスキ&N響 苦手な曲に感動!

 2022年5月14日、東京芸術劇場でNHK交響楽団の定期演奏会を聴いた。指揮はマレク・ヤノフスキ。曲目は前半にヴァイオリンのアリョーナ・バーエワが加わってシューマンのヴァイオリン協奏曲、後半にシューベルトの交響曲第8番ハ長調「ザ・グレート」。  実は、2曲とも私の苦手な曲。だが、バーエワもヤノフスキも大好きなので、どんな演奏を聴かせてくれるかを楽しみにして出かけた。思った以上に楽しめた。...

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映画「寝ても覚めても」「ハナレイ・ベイ」

 村上春樹がらみで、日本映画を2本みた。感想を記す。 「寝ても覚めても」 2019年 濱口竜介監督 「ドライブ・マイ・カー」がとてもよかったので、同じ監督の前作をみてみた。これもとてもいい映画だった。...

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METライブビューイング「ドン・カルロス」 フランス語版の凄味を感じた

 METライブビューイング「ドン・カルロス」(フランス語5幕版)をみた。休憩時間を加えて、5時間近かった。素晴らしい上演だった。改めてこのオペラの凄さを思い知った。...

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ルイージ&メルニコフ&N響 良い演奏だが、私の好みではなかった

 2022年5月21日、東京芸術劇場でNHK定期演奏会を聴いた。指揮は次期首席指揮者を務めるファビオ・ルイージ。曲目は、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲と、アレクサンドル・メルニコフが加わってモーツァルトのピアノ協奏曲第20番、最後にベートーヴェンの交響曲第8番。...

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オペラ映像「神々の黄昏」「カプレーティとモンテッキ」「こうもり」

 新型コロナウイルスもかなり落ち着いてきた。ウクライナ情勢は、厳しさを増しているが、敵の広い土地を長期間支配するのは難しい。今後、ロシアは大きな重荷を背負うことになりそうだ。  なお、数年前から日本語学校の学院長の職にあったが、一身上の都合により退職した。これまでもコロナ禍のために、外国人は入国できなかったので、それほど出勤していたわけではないが、これからはますます自宅にいることが多くなる。...

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アトリウム弦楽四重奏団ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏初日 ちょっと期待外れ

 2022年のサントリーチェンバーミュージック・ガーデンが始まった。6月5日、アトリウム弦楽四重奏団ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏の初日を聴いた。...

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クヮルテット・インテグラ 素晴らしいバルトーク!

 2022年6月6日、サントリーホール ブルーローズでクヮルテット・インテグラリサイタルを聴いた。  大ホールでは、クレメルとアルゲリッチのコンサートが開かれていた。もちろん、そちらにも心惹かれたが、この二人の演奏は実演も何度か聴いているし、CDもたくさん聴いているので、今回はパス。でも、横で演奏されると心が動く。そんな中での、クヮルテット・インテグラだった。注目の若い団体だ。...

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葵トリオのベートーヴェンとフランク 素晴らしかった

 2022年6月8日、サントリーホールブルーローズで、サントリーチェンバーガーデンの一環、葵トリオのリサイタルを聴いた。曲目は前半にベートーヴェンのピアノ三重奏曲第2番と細川俊夫のトリオ、後半にフランクの協奏的三重奏曲第1番。毎年、ベートーヴェンのピアノトリオを1曲と、そのほかの曲を演奏していくシリーズの2回目だとのこと。とてもいい演奏だった。...

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ドゥネーヴ&N響 ラヴェルにふさわしい精妙な音

 2022年6月11日、東京芸術劇場でNHK交響楽団定期公演を聴いた。指揮はステファヌ・ドゥネーヴ、曲目は前半にデュカスのバレエ音楽「ペリ」(ファンファーレつき)と、メゾ・ソプラノのステファニー・ドゥストラックが加わって、ラヴェルの「シェエラザード」、後半にドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」とフロラン・シュミットのバレエ組曲「サロメの悲劇」。...

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日生劇場「セビリアの理髪師」 スローテンポに驚いたが、最後には感動

 2022年6月12日、日生劇場でNISSAY OPERA2022「セビリアの理髪師」をみた。演出は粟國淳。6年ぶりの再演。今回の指揮は沼尻竜典、管弦楽は東京交響楽団 。とても完成度の高い上演だった。...

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「オフィサー・アンド・スパイ」 とてもおもしろかった

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